親記事 → CTFにおけるフォレンジック入門とまとめ - はまやんはまやんはまやん
メールフォレンジック
- 怪しいメールに対して調査してくださいという問題
- それほど難しくはできないので、そんなに頻出ではないイメージ
- だが、現在フィッシングメールが初期攻撃の大きな要因の1つであることを考えると、興味深い分野ではある
- フォーマット
- MBOX: テキストフォーマットなので自然にみられる
- PST:
readpst [pstfile]
としてMBOXに変化して確認する - Outlook Expressでdbxファイルが得られた場合はそのフォルダに移動して
undbx .
でメール内容が復元できるかも - emlファイル: 中身はMBOXと同じっぽい?
- テキストフォーマットでのメールの確認
- メールヘッダーの確認
- とりあえず、Receivedヘッダーが転送時の区切りになるので、Receivedの上にスペースを入れていくと、メールの中継点でどのようなヘッダーが追加されていったかが分かる
- 他にも以下のようにたくさんある
- From: 送信元
- To: 宛先
- Subject: メールの題名
- Date: メーラーでのメール送信日時
- Message-ID: メールの識別子
- メールヘッダーの確認
- 特にメールの添付ファイルや一部本文は、base64エンコードや、Quoted Printableエンコードされているので、復号化して更に中身を解析することがよくある